実刑と禁固の違い

実刑と禁固の違い

- 概要 -

実刑は、執行猶予が付かず、実際に執行される刑罰のことである。特に懲役、禁固、拘留の自由が奪われる刑である自由刑について用いられる。禁固は、自由刑の刑罰の一つである。懲役刑と異なり、刑務所に拘置されるだけで、労働の義務はない。

- 詳しい解説 -

実刑とは、執行猶予(しっこうゆうよ)が付かず、実際に執行される刑罰のことである。特に懲役、禁固、拘留の自由が奪われる刑である自由刑について用いられ、罰金刑などについては実刑判決とはいわない。

これに対して禁固とは、自由刑の刑罰の一つである。禁固刑ともいう。懲役刑と異なり、刑務所に拘置されるだけで、労働の義務はない。主に過失犯に対して適用され、同じ刑期の懲役刑より軽いとされている。ただし、有期の禁固の長期が、懲役の長期の二倍を超えるときは、禁固の方が重い刑であるとされている。また、3年以下の禁固刑が言い渡された場合は、情状により、刑の執行を猶予することができる。

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