市場と上場の違い

市場と上場の違い

- 概要 -

市場は、ある商品を取引する場所である。上場は、有価証券発行者が市場に申請し、管轄の大臣(財務大臣)によって認可されてはじめて、有価証券が市場で売買の取引が可能になることをいう。

- 詳しい解説 -

市場と上場は、ある場所で取引が行なわれることをいう。

市場は、ある商品を取引する場所である。商品の内容は様々であり、青果物、魚介類、花き類などの日常生活に必要なものから、株券を取引するものまである。ここでは証券取引所について取りあげる。証券取引所は、国内外の有価証券などの商品を売買する場所であり、東京証券取引所、大阪証券取引所、IT系企業など新興企業が多い東証マザーズやヘラクレスなどがある。

上場とは、有価証券発行者が市場に申請し、管轄の大臣(財務大臣)によって認可されてはじめて、有価証券が市場で売買の取引が可能になることをいう。上場すると有価証券が国内外に公開されるので、幅広い資金調達が可能になる。また、廃業あるいは合併により100%子会社となった場合などに上場廃止するケースもある。

有価証券とは、株券、債券、転換社債券などである。

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