視覚と視力の違い
- 概要 -
視覚は、五感のひとつに数えられるように、目で捉えた対象物に対して、何かを感じ取ろうとすることである。視力は、物が見える度合いである。運転免許、航空免許、船舶免許、健康診断などあらゆる場面で視力測定が行なわれるのは、どこまで見えているか、文字がどこまで見えるか、を計測するためである。
- 詳しい解説 -
視覚と視力は、目で何かを見る行為であるが、そこから先の行為が異なる。
視覚は、五感のひとつに数えられるように、目で捉えた対象物に対して、何かを感じ取ろうとすることである。たとえば、絵画を鑑賞するとき、絵画に込められている形や色などから画家のメッセージ性などを読み取ることがあるかもしれない。また、外を眺めたとき新緑の季節であれば、みずみずしい緑色を見ると、心が洗われ元気な気分になるときもあるかもしれない。こういった、目から入ってくる対象物を何かしらの情報などに置きかえる行為が「視覚」である。
視力は、物が見える度合いである。運転免許、航空免許、船舶免許、健康診断などあらゆる場面で視力測定が行なわれるのは、どこまで見えているか、文字がどこまで見えるか、を計測するためである。特に「交通関係」の場合、見えている度合いが低いと、安全性に支障をきたすので、運転スキルはもちろん、視力も重視される。視力が低い場合は眼鏡をかけることで補正効果がある。しかし、視力が極端に低く眼鏡をかけても改善しない場合、ほとんど物が見えない状態なので生活に支障をきたすとされ、「視覚障害」と位置付けられる。視力障害とは言わないのである。
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