コチュジャンと豆板醤の違い
- 概要 -
コチュジャンは韓国料理でよく使われる調味料の一つである。もち米麹(こうじ)、唐辛子の粉などを原材料とした発酵食品で、唐辛子の辛みと米麹の甘味が特徴である。豆板醤(トウバンジャン)は、そら豆と唐辛子を原材料とした中国の調味料の一つで、発酵食品である。
- 詳しい解説 -
コチュジャンとは韓国料理でよく使われる調味料の一つである。もち米麹(こうじ)、唐辛子の粉などを原材料とした発酵食品で、唐辛子の辛みと米麹の甘味が特徴である。日本では唐辛子味噌とも呼ばれる。韓国料理には欠かせず、ビビンバを食べるときや煮もの、鍋物や和え物など幅広く用いられる。
本来のコチュジャンは米麹の自然な甘味のみであるが、日本で販売されているものは砂糖などで甘味が加えられていることが多い。
これに対して豆板醤(トウバンジャン)とは、そら豆と唐辛子を原材料とした中国の調味料の一つで、発酵食品である。本来はそら豆のみで作ったものを豆板醤と呼び、唐辛子の入った辛い豆板醤は豆瓣辣?(トウバンラージャン)と呼ばれていた。四川省が発祥で、四川料理に現在も多く使用される。
麻婆豆腐や回鍋肉(ホイコーロー)、酸辣湯(サンラータン)などに使用される。
コチュジャンと異なり塩味と唐辛子の辛味が特徴である。
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