故障と不具合の違い

故障と不具合の違い

- 概要 -

故障は機械や機器、身体などが正常な働きをしなくなることである。不具合は、様々な機械や機器の状態や調子がよくないことを表す。

- 詳しい解説 -

故障とは機械や機器、身体などが正常な働きをしなくなることである。例えば「電車の故障で遅れた」「カメラが故障して動かない」「肩を故障がひびいて成績が出せなかった」などと使う。
故障は、使用環境に伴う、物理的、機械的、電気的ストレスや、人的要因によって引き起こされ、対象に要求されている機能が失われることで、この仕組みを故障メカニズムという。このような故障が発生する状態を、体系的に分類し、分析するための方法をFMEA(Failure Mode and Effect Analysis)という。また断線、動作不能、摩耗などといった故障の形式の分類を故障モードとよぶ。

これに対して不具合とは、様々な機械や機器の状態や調子がよくないことを表す。当初の期待していたような仕様や動作を行わないときに使われる。故障と違って人には使わない。また、不具合はあからさまに故障や欠陥というのを嫌って用いられることもある。

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