ゴーダとチェダーの違い
- 概要 -
ゴーダはオランダの代表的なセミハードタイプのチーズである。チェダーはセミハードタイプのチーズである。元はイギリスで作られたチーズだが、現在では世界中で作られている。
- 詳しい解説 -
ゴーダ(Gouda)とはオランダの代表的なセミハードタイプのチーズである。名前はロッテルダム近郊のゴーダで作られていたことに由来する。
外見は黄色やオレンジ色に近い茶色の円盤形で、正式な大きさは直径35cm×高さ11cm、重さは約12kgと決められている。
中は若いチーズほど白っぽく、熟成が進むにつれ、黄色、オレンジ色と色が濃くなっていく。若いゴーダチーズの味はマイルドであるが、数年間熟成させた古いゴーダチーズはハードチーズとなり、味も濃厚で風味豊かである。
一方チェダー(Cheddar)はセミハードタイプのチーズである。元はイギリスで作られたチーズだが、現在では世界中で作られている。
色は白っぽい黄色かアナトー色素によって着色されたオレンジ色をしている。
ゴーダチーズ同様、工業チーズ(Industrial Cheese)と伝統的手法によって作られる職人チーズ(Artisanal Cheese)があり、両者の味はだいぶ異なる。
またチェダーはゴーダとともにプロセスチーズの原料にもなっている。
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