検視と司法解剖の違い

検視と司法解剖の違い

- 概要 -

検死は、医師が死体の外表を検査して、死因や死後経過時間などを判断することである。司法解剖は犯罪に関係がある、あるいはその疑いのある死体について、その死因や死後経過時間を明らかにするために行われる解剖のことである。

- 詳しい解説 -

検死とは、医師が死体の外表を検査して、死因や死後経過時間などを判断することである。解剖は行わない。検案とも呼ばれる。検死が行われるのは、異常死体と呼ばれるもので、死因が不明な場合、不慮の事故死や自殺、他殺などの外因死の場合、あるいは病死か外因死か不明な場合である。

これに対して、司法解剖とは犯罪に関係がある、あるいはその疑いのある死体について、その死因や死後経過時間を明らかにするために行われる解剖のことである。刑事訴訟法に基づき、裁判上の証拠を得るため、創傷の有無や凶器の種類や使用方法、創傷と死因の因果関係などが検査される。
司法解剖を行うため、裁判所より鑑定書分許可状が出される。

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