クロワッサンとデニッシュの違い

-　詳しい解説　-

クロワッサン（Croissant）とはフランス発祥の三日月型をしたパイのような食感のパンである。表面はパリパリとしており、中はしっとりとしている食感はバターをパン生地に折り込んでは畳むことを繰り返して出している。フランスパンと同様に非常にポピュラーで、フランスでは朝食によく食べられる。
またクロワッサンにチョコレートやアーモンドを練り込んだものも一般的で、チョコレートの入ったものはパン・オ・ショコラ（Pain au chocolat-チョコレートパンの意味）と呼ばれる。また、半分に切ってサンドイッチにすることも多い。

一方デニッシュ（Danish）はクロワッサンに似た食感の生地を使い、形は四角や渦巻き型などがある菓子パンの一つである。デニッシュは元々は「デンマークの」という意味で、デニッシュ・ペストリーとも呼ばれる。
通常、デニッシュ生地はクロワッサンよりも砂糖やバターの量が多く甘い。またカスタードクリームと梨やリンゴ、桃などの果物などが入ったもの、チョコレートが入ったもの、砂糖のかかったものなどがある。