くずきりとマロニーの違い

くずきりとマロニーの違い

- 概要 -

くずきりは葛粉を水で溶いて煮詰め、それを平らにして冷やし固め、細長く切った食べ物である。マロニーは、食品メーカーであるマロニー株式会社が製造販売する春雨に似た食品のことである。

- 詳しい解説 -

くずきりとは葛粉を水で溶いて煮詰め、それを平らにして冷やし固め、細長く切った食べ物である。冷やして糖蜜や黒蜜をかけて食べたり、乾燥したものを鍋料理などの具として食べる。
本来は本葛(ほんくず)と呼ばれる100%葛粉でできた混じりけのないもので作るが、本葛は供給量が少なく、一般に葛粉と呼ばれるものにはジャガイモやサツマイモのデンプンや、コーンスターチを混ぜたものが多い。またくずきりにしても葛ではなく、ジャガイモやサツマイモなどのデンプンを用いてくずきりに似せて作ったものが多く出回っている。

これに対してマロニーとは、食品メーカーであるマロニー株式会社が製造販売する春雨に似た食品のことである。春雨は主に緑豆(りょくとう)を主原料にしたものであるが、マロニーはマロニー株式会社が独自に開発したジャガイモのデンプンやコーンスターチを原料としている。春雨に比べ煮崩れしにくく、鍋料理などに用いられる。

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