寒天とゼラチンの違い

寒天とゼラチンの違い

- 概要 -

寒天は、テングサやオゴノリなどの海藻から採れた粘液を凍結、乾燥した日本特有の食品。ゼラチンは、動物の骨や皮、腱などのコラーゲンを煮て抽出したものである。

- 詳しい解説 -

寒天とは、テングサやオゴノリなどの海藻から採れた粘液を凍結、乾燥した日本特有の食品である。使い方は、まず水でふやかした後、水などで煮溶かして使用する。
牛乳寒や、みつ豆、ところてんにして食べたり、羊羹(ようかん)などの和菓子にも用いられる。
また、科学の実験においては、培養液に寒天を加えて寒天培地としても用いられる。

これに対してゼラチン(Gelatin)とは、動物の骨や皮、腱などのコラーゲンを煮て抽出したものである。食用だけでなく工業用としても利用される。ゼラチンは、寒天に比べて凝固性が低い。
温かい液体にゼラチンを加えて冷やすと、ゼリー状に固まる。寒天と違い、煮立たせると固まらない。ゼリーやババロア、ムースを作るのに使用する。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?