風邪と鼻炎の違い
- 概要 -
風邪は、咳、喉の痛み、発熱、頭痛、鼻水、倦怠感などの症状がある症候群であり、感冒とも呼ばれる。鼻炎は鼻腔(びくう)の粘膜が起こした炎症のことである。急性鼻炎と慢性鼻炎がある。またアレルギーが原因で起きる鼻炎はアレルギー性鼻炎と呼ばれる。
- 詳しい解説 -
風邪とは、咳、喉の痛み、発熱、頭痛、鼻水、倦怠感などの症状がある症候群であり、感冒とも呼ばれる。主にウィルス感染によって呼吸器系に炎症が起きた状態のことをさすが、医学的にははっきりと定義されておらず、特効薬もない。
一方、鼻炎とは鼻腔(びくう)の粘膜が起こした炎症のことである。急性鼻炎と慢性鼻炎がある。またアレルギーが原因で起きる鼻炎はアレルギー性鼻炎と呼ばれる。
急性鼻炎は主に風邪をひいたときにウィルスが原因で引き起こされ、慢性鼻炎は急性鼻炎が慢性化することで起きる。風邪のときの急性鼻炎では、鼻水は最初はさらさらとしているが、後で粘り気のある黄色の鼻水に変わる。
アレルギー性鼻炎は、アレルギーの原因となるアレルゲンによって引き起こされる。
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