陰口と愚痴の違い

陰口と愚痴の違い

- 概要 -

陰口は、本人のいない所で、隠れて悪口を言うこと。愚痴は、上手くいかない状況に対する不満や不平に対して言うことである。

- 詳しい解説 -

陰口とは、本人のいない所で、隠れて悪口を言うこと、またその悪口の内容のことである。陰口を言うことを、「陰口をきく」「陰口をたたく」と表現する。

これに対して愚痴(ぐち)とは、仏教用語の一つで、あらゆる事象において真理を見ず、心性が愚かなことや、心の迷いのことである。mohaの訳で無明とも書く。克服すべき三つの煩悩(ぼんのう)の三毒の一つで痴(ち)のことである。
また、言っても仕方ないようなことを言って嘆くことも愚痴という。「くどくどと愚痴をいう」などと使う。

陰口は人に対して悪く言うことであり、愚痴は上手くいかない状況に対する不満や不平に対して言うことである。

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