外用薬と頓服薬の違い

外用薬と頓服薬の違い

- 概要 -

外用薬は薬の中でも、体の外部に用いるものをさす。頓服薬(とんぷくやく)は定期的に使用する薬ではなく、症状が出たときにそれを抑えるために使用する薬のことである。頓服剤には内服薬のみならず、坐薬などの外用薬もある。

- 詳しい解説 -

外用薬とは薬の中でも、体の外部に用いるものをさす。飲用しないの特徴で、薬でも内服薬(飲み薬)と注射液以外のもの全てがこれに当たる。
目につける点眼薬、口に用いるが飲み込まない口腔薬、鼻に用いる点鼻薬、耳に用いる点耳薬、肛門に用いる坐薬(ざやく)、皮膚に用いる外皮薬に分類される。
外皮薬には塗り薬だけでなく、湿布などの貼り薬やスプレー薬、含嗽剤(がんそうざい)すなわちうがい薬なども含まれる。

一方、頓服薬(とんぷくやく)とは定期的に使用する薬ではなく、症状が出たときにそれを抑えるために使用する薬のことである。頓服薬には解熱剤、鎮痛剤、下痢止め、下剤、睡眠薬、狭心症発作用剤などがあり、いずれも使用するのは、原則的に症状の現れた時点の1回きりである。
頓服剤には内服薬のみならず、坐薬などの外用薬もある。
単に頓服と呼ばれることもある。また、頓服とは医薬品の一回分をまとめて全部服用することの意味である。

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