王国と公国の違い

王国と公国の違い

- 概要 -

王国は王や女王が主君として統治する国家、つまり王制を敷いている国家のことで、君主制の一つの形態をさす。公国は王ではなく公爵などの貴族が主君として統治する国家であり、君主制の別の形態である。

- 詳しい解説 -

王国とは王や女王が主君として統治する国家、つまり王制を敷いている国家のことで、君主制の一つの形態をさす。
宗教において、キリスト教の千年王国のように理想とする国家を王国と呼ぶ場合がある。
今日においても世界各国に王国が存在し、特にヨーロッパに多い。イギリス、スウェーデン、オランダ、デンマーク、ノルウェー、ベルギーの他、アジアではタイやブータン、カンボジア、マレーシアなどがある。これらの国では憲法により規定された君主制である立憲君主制が敷かれている場合がほとんどである。またブルネイやサウジアラビアは絶対君主制である。

一方、公国とは王ではなく公爵などの貴族が主君として統治する国家であり、君主制の別の形態である。モナコ公国、リヒテンシュタイン公国、アンドラ公国がある。モナコ公国の君主は他の公国より位が高いのでモナコ大公とも訳され、逆にリヒテンシュタイン公国は区別のために候国と訳される場合もある。モナコとリヒテンシュタインも立憲君主制をとり、アンドラはフランス大統領とスペインのウルヘル司教を元首とする二頭制である。

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