円建てとドル建ての違い

円建てとドル建ての違い

- 概要 -

貿易取引などで商品の代金をどの通貨で決済するかによって円建て、ドル建てが決まる。日本円で決済する場合は円建て、米ドルで決済する場合はドル建て、ユーロで決済する場合はユーロ建てとなる。

- 詳しい解説 -

例えば日本からアメリカに商品を輸出する場合、「日本円で10万円で売る」場合が円建て、これに対して「米ドル1200$で売る」場合がドル建てである。
円建てで取引する場合、日本の業者にとっては、為替の変動に関わりなく入ってくるお金は10万円である。しかしドル建てで取引した場合、円高ドル安になるとドルの価値が下がった分受取額も減ってしまい損をする。逆に、円安ドル高になるとドルの価値が上がり、受取額も増えて得をする。
したがって、ドル建てやユーロ建てで決済する場合は、得をする場合もあるが、為替リスクはさけられない。

国際的な取引の場では基軸通貨の米ドル建ての決済がほとんどである。しかし最近では海外通販の会社が日本人顧客向けに円建て決済のサービスを提供しているところも増えている。

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