江戸と明治の違い

江戸と明治の違い

- 概要 -

江戸は東京の旧称で、徳川家康が征夷大将軍になった1603年から徳川慶喜による大政奉還が行われる1867年を江戸時代と呼ぶ。明治は、天皇を中心とした国家体制の時代で、1868年から1912年までをさす。大政奉還後、朝廷は王政復古を宣言し、江戸は東京と改名され首都となった。

- 詳しい解説 -

江戸とは東京の旧称で、徳川家康が征夷大将軍になった1603年から徳川慶喜による大政奉還が行われる1867年を江戸時代と呼ぶ。江戸時代には徳川江戸幕府を権力の中枢として、将軍を中心とした中央集権政治が行われた。士農工商の身分制がしかれ、対外政策としては鎖国政策がとられ、また地方政治は将軍より統治を許可された大名によって封建体制がしかれていた。
また江戸時代には江戸と大阪や京都など上方を中心として特に町人文化が発展した。

これに対して明治は、天皇を中心とした国家体制の時代で、1868年から1912年までをさす。大政奉還後、朝廷は王政復古を宣言し、江戸は東京と改名され首都となった。明治維新を経て幕府政治から天皇による親政への転換が行われ、欧米諸国からの植民地化を逃れるために西洋文化を取り入れ近代化が進められ、日本の産業革命時代でもあった。
またプロイセンの憲法を元にして、大日本帝国憲法が制定された。特に明治時代の近代化と西洋化の現象を文明開化という。

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