エコーとマンモグラフィーの違い
- 概要 -
エコーはエコー検査、すなわち超音波検査のことで、超音波を対象部に当て跳ね返ってきた反射波を画像化する画像検査法である。マンモグラフィーは乳房のレントゲン写真のことである。マンモフラフィーでは触診で見つけることができない小さなしこりを見つけやすい。
- 詳しい解説 -
乳がんの早期発見のために行う乳がん検診には、触診の他にエコーとマンモグラフィーの二つの画像検査がある。
エコーとはエコー検査、すなわち超音波検査のことで、超音波を対象部に当て跳ね返ってきた反射波を画像化する画像検査法である。一般によく知られているエコー検査には妊娠中に子宮を検査し、胎児の様子を見る腹部超音波検査がある。
エコーはX線を使用しないので何度でも行え、小さなしこりも見つけやすい。また妊婦でも行えるという利点がある。
これに対してマンモグラフィーは乳房のレントゲン写真のことである。マンモフラフィーでは触診で見つけることができない小さなしこりを見つけやすい。エコーでは確認できない乳がんの特徴である石灰化の発見が可能である。
ただし主に50歳以下の乳腺の多い若い人の場合では、真っ白な写真しか撮れず、乳がんが見つかりにくい場合がある。また妊娠中の人には適さない検査方法である。乳房を押えつけて撮影する際に痛みを伴う場合がある。
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