液体と固体の違い

液体と固体の違い

- 概要 -

液体は定まった形のない流動体で体積はほぼ一定、分子や原子の間隔が気体より狭く、密度が高い。固体は定まった形と体積をもつ。H2O(水)における氷の状態に当たる。物質が固体、液体、気体などに変化することを状態変化と呼ぶ。

- 詳しい解説 -

液体とは物質の三つの状態のうちの一つで、定まった形のない流動体のこと。体積はほぼ一定だが、分子や原子の間隔が気体より狭く、密度が高い。また分子の位置はたえず動いており、容器に合わせて形を変える。
液体のしずくは、その表面積を最小にするために球の形になるが、これは液体の表面張力によるものである。また常温、常圧の状態で液体である元素は水銀と臭素のみである。

一方、固体は定まった形と体積をもつ。H2O(水)における氷の状態に当たる。構造としては、原子や分子が空間的に規則正しく一定に配列した状態の結晶と、ガラスのように配列に規則性のない無定形固体が存在する。

液体が固体に変化する現象を凝固(ぎょうこ)、あるいは凝結(ぎょうけつ)といい、凝固が起こる温度を凝固点という。逆に融解の起こり始める温度を融点と呼ぶ。水では摂氏0度がこれに当たる。

このように物体が固体、液体、気体などと変化することを状態変化と呼ぶ。

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