イチゴとキイチゴの違い
- 概要 -
イチゴはバラ科の多年草で春が旬の果物である。キイチゴは、バラ科のキイチゴ属の植物のことで、ラズベリーやブラックベリーがこれに当たる。ちなみにラズベリーやブラックベリーに似ているがブルーベリーはツツジ科の植物である。
- 詳しい解説 -
イチゴとはバラ科の多年草で春が旬の果物である。イチゴの食用になる部分は、花托(かたく)と呼ばれる花が育つ茎の固くなった部分で、果実ではない。正確にはイチゴの種子に見えるつぶつぶの一つ一つが果実である。
一般にイチゴとして知られている種はオランダイチゴである。日本で見られる栽培品種にはとよのか、女峰(にょほう)、とちおとめなどがある。
生食のみならず、ショートケーキなど洋生菓子に使用したり、いちご大福などの和菓子にも用いられ、またイチゴジャムやシロップにも加工される。
これに対してキイチゴとは、バラ科のキイチゴ属の植物のことで、ラズベリーやブラックベリーがこれに当たる。ちなみにラズベリーやブラックベリーに似ているがブルーベリーはツツジ科の植物である。
主に北半球の寒帯から温帯に見られ、多くが茎や葉にトゲをもつ低木である。果実は小さな粒の集まりのような形をしており、赤や黄色、濃紫色などがある。
生食したり、洋生菓子に使用したり、ジャムなどに加工される。
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