イタヤ貝とホタテ貝の違い
- 概要 -
イタヤ貝とはイタヤガイ科の二枚貝である。昔は右側の丸まった殻を利用して柄杓(ひしゃく)を作ったので、ひしゃく貝とも呼ばれる。俗にホタテ貝とも言われるが、異なる種類である。ホタテ貝もイタヤガイ科の二枚貝で殻の大きさは20cmほどにもなる大型の二枚貝である。
- 詳しい解説 -
イタヤ貝とはイタヤガイ科の二枚貝である。平らで扇形の殻を持っており、右側の殻が丸くふくらみ、左側の殻は平らになっているのが特徴である。また右側の殻は通常白色で、左側の殻は通常褐色をしている。昔は右側の丸まった殻を利用して柄杓(ひしゃく)を作ったので、ひしゃく貝とも呼ばれる。俗にホタテ貝とも言われるが、異なる種類である。
これに対して、ホタテ貝もイタヤガイ科の二枚貝で、食用としても重要な貝の一つである。殻の大きさは20cmほどにもなる大型の二枚貝で、右側の殻が丸くふくらんでいる。
食用として多く漁獲されるが、養殖もされている。刺身にしたり、バター焼きやスープなどにしたりて食べる。
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