伊勢神宮の外宮と内宮の違い
- 概要 -
内宮は伊勢信仰の中心となる神社である。皇室の祖神で、日本民族の総氏神とされている天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀(まつ)られている。一方外宮では豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀っている。内宮と外宮は離れているため、観光客では内宮だけ訪れる人が多いが、正しい参拝の仕方は、まず外宮を参拝し、それから内宮を参拝する。
- 詳しい解説 -
伊勢神宮は三重県伊勢市にある神社で、神社本庁の本宗である。正式名称は神宮である。伊勢の神宮には二つ正宮があり、一つは皇大神宮(こうたいしんぐう)といい、一般に内宮(ないくう)と呼ばれる、もう一つは豊受大神宮(とようけだいじんぐう)といい外宮(げくう)と呼ばれる。
内宮は伊勢信仰の中心となる神社である。皇室の祖神で、日本民族の総氏神とされている天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀(まつ)られている。神体(しんたい)として三種の神器の一つ、八咫鏡(やたのかがみ)を神体としている。ちなみに天照大神は太陽を神格化した神とされている。
一方外宮では豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀っている。境内には平清盛の冠に枝が触れたとされる古木「清盛楠」やハナショウブで有名な勾玉池(まがたまいけ)などがある。
内宮と外宮は離れているため、観光客では内宮だけ訪れる人が多いが、正しい参拝の仕方は、まず外宮を参拝し、それから内宮を参拝する。
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