以上と超の違い

以上と超の違い

- 概要 -

以上は、数量や質、程度などを比べるときに、基準となるものよりも上であることをさす。数字で表す場合は、その数自体も含む。例えば、30歳以上という場合、30歳は範囲に含まれる。それに対して超は?未満と同様にその数を含まない。例えば100kg超という場合は100kgよりも重い数を表し、100kg自体は範囲に入らない。

- 詳しい解説 -

以上とは、数量や質、程度などを比べるときに、基準となるものよりも上であることをさす。例えば「予想以上に時間がかかった」あるいは「7割以上の点数を取れば合格だ」などと使う。
数字で表す場合は、その数自体も含む。例えば、30歳以上という場合、30歳は範囲に含まれる。同じように以下や以前についてもその数を含む。例えば「50歳以下」という場合、50歳の人も数に入り、2000年以前という場合は2000年も含まれる。
また接続詞のように「決めた以上、最後までやり通す」などと「?から」の意味でも用いる。

それに対して超は?未満と同様にその数を含まない。例えば100kg超という場合は100kgよりも重い数を表し、100kg自体は範囲に入らない。
また超高速や超満員など、名詞の前についてその程度が通常のレベルをはるかに越えた様子を表す。転じて、日常会話などでは超きれい、超面白い、超むかつくなどのように副詞のようにも用いられる。

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