アレルギー性鼻炎と花粉症の違い

-　詳しい解説　-

アレルギー性鼻炎とは、アレルギーの原因となるアレルゲンが原因で繰り返しくしゃみが出たり、鼻水が出たり、鼻づまりの症状が出る病気のことである。
アレルゲンとしては花粉やハウスダスト、ダニ、猫や犬などペットの毛などがあるが、どれに対してアレルギーが出るかは人によって様々である。また鼻アレルギーと呼ばれる場合もある。

一年中症状のある通年性アレルギー性鼻炎と一定の季節にだけ起こる季節性アレルギー性鼻炎があり、特に季節性のもので花粉がアレルゲンとなっているものを花粉症と呼ぶ。
花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの他に目のかゆみなどがある。日本ではスギ花粉がアレルゲンとして知られているが、他にもヒノキやイネ科の植物の花粉など様々なものがある。季節によって花粉の飛ぶ時期が違うため、季節によって異なる花粉症が起こる。
一般的に花粉症の季節と呼ばれるのは春であり、花粉症対策のために日本気象協会は花粉飛散予測を出している。