アルミニウムとステンレスの違い
- 概要 -
アルミニウムは銅や鉄の比重の1/3と軽量で、優れた耐食性をもち錆びにくい。ステンレスは鉄を主成分とし、クロムを10.5%以上含んだ錆びにくい(Stainless)合金鋼のことである。アルミや銅、チタンよりも強度がある。アルミ鍋はステンレス製の鍋よりも熱伝導がよく軽いのが特徴である。一方、ステンレス鍋は熱持ちがよく傷や変形に強い特徴がある。
- 詳しい解説 -
アルミニウム(Aluminium)とは原子番号13の元素であり、元素記号はAIである。略してアルミということもある。家庭用品やアルミ箔(はく)や、一円玉に用いらるなど、日常的になじみのある金属である。
アルミニウムは銅や鉄の比重の1/3と軽量で、優れた耐食性をもち錆びにくい。また非強度が大きく、低温になるほど強度が上がり、加工がしやすく、リサイクルもしやすいという特徴がある。
これに対してステンレス(Stainless Steel)とは鉄を主成分とし、クロムを10.5%以上含んだ錆びにくい(Stainless)合金鋼のことである。略してステンとも呼ばれる。
ステンレス鋼は錆防止のためのメッキや塗装をする必要がないため、屋外や湿気のある場所に多く用いられる。
ステンレスはアルミや銅、チタンよりも強度がある。またステンレスの種類によって磁性、非磁性を示す。
例えば、アルミ鍋はステンレス製の鍋よりも熱伝導がよく軽いのが特徴である。一方、ステンレス鍋は熱持ちがよく傷や変形に強い特徴がある。
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