アルミとカーボンの違い

-　詳しい解説　-

アルミとはアルミニウムの略である。アルミは銀白色で、熱伝導性や電気伝導性に優れ、鉄や銅の比重の約３分の１と非常に軽い金属である。また単位重量あたりの強度が高く、アルミ合金のジュラルミンは飛行機や新幹線などに用いられている。
アルミホイルや一円玉、鍋などの調理器具、缶、窓のサッシにも用いられ、非常に身近な金属の一つである。

これに対して、カーボンとは炭素のことである。しばしば炭素繊維、すなわちカーボンファイバーの略としても用いられる。カーボンファイバーはアクリル繊維やコールタールピッチなどの原料を高温で炭化した繊維である。金属よりもずっと軽く強く、弾性もあり、耐熱性にも優れた素材である。