青唐辛子と赤唐辛子の違い

青唐辛子と赤唐辛子の違い

- 概要 -

青唐辛子と赤唐辛子は、ともに同じ唐辛子であり、熟成度や辛さが異なる。

青唐辛子は、唐辛子が熟成する前の状態が青色(緑色)である。赤唐辛子は、青唐辛子を熟成させて赤くなったものである。

- 詳しい解説 -

青唐辛子と赤唐辛子は、ともに同じ唐辛子であり、熟成度や辛さが異なる。

青唐辛子は、唐辛子が熟成する前の状態が青色(緑色)である。加熱調理すると辛み成分が和らぎ甘みが出てくる。日本国内で流通している青唐辛子は、伏見とうがらし、万願寺とうがらし、ししとうが主流であり、甘味種と辛味種がある。この青唐辛子を使ったものが九州の柚子胡椒として知られている。

赤唐辛子は、青唐辛子を熟成させて赤くなったものである。乾燥保存ができるのは赤唐辛子である。生の状態では種の根元部分に辛み成分があるが、乾燥させることで全体が辛くなるのが赤唐辛子の特徴である。

唐辛子は、葉唐辛子といい、葉っぱも調理して食べることができる。実の部分が辛いのに対して葉唐辛子は辛くないのが特徴である。唐辛子にはさまざまな成分が含まれており、特に暑い時期に食べると食欲増進作用があるので夏バテに効く。

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