青汁とクロレラの違い

-　詳しい解説　-

青汁（あおじる）とは、ケールや大麦若葉などの緑葉野菜を絞った絞り汁のことで、健康食品として飲用される。様々なメーカーから製造販売されており、しばしば粉末の状態で販売されているよ。青汁は通常濃い緑色で、味がまずいことで知られていた。

元々青汁は九州の一部などで知られるのみだったけど、1990年代に入って全国区のバラエティ番組でその味の不味さから罰ゲームに利用されるようになり、それによって一気に知名度が上がった。また近年はケールだけでなく、大麦若葉を使用したものや小松菜やよもぎなどを使って味を改善したものも増えている。

これに対してクロレラChlorellaとは、クロレラ属の淡水性の単細胞の緑藻類（りょくそうるい）の総称である。細胞中にクロロフィルを持つために緑色に見える。
大量に培養できるようになり1960年以降は健康食品として販売されるようになったが、免疫機能の向上といった効能については基礎研究でしか認められておらず、人間にとって有効かはいまだによく分かっていない。
またクロレラを使用した青汁がクロレラの青汁とても販売されている。